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人材確保事例紹介

アース・キッズ 株式会社 取締役社長・COO 片倉 裕司 氏

分かりやすい理念をつくり
100人以上の社員に浸透させ、
長く働ける環境整備にも着手。

アース・キッズ 株式会社
取締役 COO 片倉 裕司 氏

経営に沿った人事戦略を勉強できる機会として参加

 当社は、発達にかたよりや凸凹のある子どもたちが通所する、障害児通所支援施設「スタジオそら」を運営しております。
 文部科学省のデータによると、通常学級での生活や学習が困難と言われている子どもは、潜在的には60万人以上いると言われており、小学生以上の子どもたちが通所する事業所数は全国で1万3000カ所もありますが、それでも必要な支援(療育)を受けられずに、施設通所待ちをしている待機児童が存在しています。一人でも多くの子どもたちが、療育を受けられる機会を増やすためには、施設の増設が急務となっています。
 そこで、当社では2012年に事業所を開設してから、現在では都内を中心に12拠点を展開し、それに伴い従業員数も増加し、現在は約100名が在籍しております。
 私自身は2014年に入社し、2018年には人事を担当しておりましたが、実はいままでのキャリアの中で初めての人事経験だったため、人事の基本について改めて勉強したいと思っておりました。今回の東京都主催の人材戦略講座は、人事戦略についてのセオリーの基本を一から勉強することができることと、夕方から参加できる時間帯でしたので仕事に影響がでないこともあり申し込みました。

全員にわかりやすく浸透しやすい理念を策定

 講義の中で、特に勉強になったのが、「先に人材ありきではなく、企業としての理念が社員に浸透していること、全員が同じ方向を向きながら動いているかどうかが大切」という部分です。
 昨年度まで、当社では「すべての子どもたちが公平に可能性にチャレンジできる…そんな社会を創る」というビジョンを示しておりましたが、社員にとっては、その為にどうすれば良いかわかりづらく、理念としては浸透していない状況でした。
 今回、人材戦略講座を受けて、まずはわかりやすい理念作成が必要と考え、当社の代表に相談しました。同じ課題を代表も感じており、社内のみならず社外にもダイレクトに伝わる言葉にしようと会議を重ね、「子どもたちのために。以上。」という新しい理念を作り上げました。直接支援をしている社員からすると「当たり前ではないか」という意見も多少ありましたが、当たり前だからこそ、私たちが日々取り組んでいる行動のすべてに繋がり、新しく入社する人も合わせて、皆が同じ方向を向ける指針となる言葉ではないかと考えています。

オフィス外観

策定した理念を社員に浸透させるために

 その後、東京都にコンサルティング支援をお願いし、最初は、特にこの理念をどのように浸透させるかについて相談しました。コンサルタントの方からは、「社員100人に浸透させるためには、単に内容を発信するだけではなく、社内のイベントとしてのインパクトを強くするために、多少演出しメッセージを伝えることが必要で効果的。」とアドバイスをいただき、そのアドバイスに基づいて映像を作ることにしました。何名かの社員に「子どもたちのためにあなたは何をしますか?」という質問を投げかけ、「子どもたちのために○○をします。」と本人がメッセージを読み上げたものを撮影し、それを繋げ合わせて作成しました。全社員が参加するキックオフミーティングで、「子どもたちのために。以上。」という新しい理念の発表と合わせて、作成した映像を流しましたが、おかげさまで好評でした。
 共感を得るためには伝えればいいというものではなく、社員を巻き込みながら、ビジュアルを活用して、印象的な仕掛けをするというアドバイスを実践した結果、浸透度は格段と高まりました。
 スタッフからは「あの時に撮影した内容はこういう意味だったのか。」と、ある意味、全員が子どもたちのためにやるべきことを宣言している内容になったこともあって、ほとんどの方にポジティブに伝わったのではないかと思っています。

長く働いてもらえる体制づくりにも着手

 理念の策定と浸透の課題をクリアした後、人材育成面についても相談し、取り組みの事例や成功のポイントを解説してもらいました。その結果としていくつかのプロジェクトを立ち上げることになりました。
 事業所が増えると、どうしても人材育成が各事業所任せになってしまい、上司によって、従業員の成長の度合いが異なったり、人事評価にも偏りがでたりしてしまいます。採用面は特に問題がないのですが、残念ながら離職率が高く、平均勤続年数も長くないところが悩みでした。
 コンサルタントのアドバイスを参考にしながら、各事業所のノウハウをいったん棚卸し、会社としての方針を一つにまとめたマニュアルを作成することに取り組み始めました。また、どのキャリアの段階でどんな資格を取得すれば次のステップに上がれるかなど、キャリアパスの透明性や明確化にも取り組み、全員が先を見据えながら5年、10年と仕事に取り組んでいける環境を目指しています。
 待機児童を減らすためには、事業所をさらに展開していかなければならず、社員数も必要となります。今回は、その実現に向けて体制を構築するための方向性の理解や、具体的活動についての気づきときっかけを持つことのできた良い機会となったと考えています。

職場風景

【コンサルタントによるコメント】

 保育型の児童発達支援という、大変社会性のある事業展開をしている会社であり、理念の浸透や自社らしさを発揮することで、より一層の人材の活用をしていくというニーズがありました。それに対して全社イベントをベースに浸透させていくことの支援を行ない、支援中にイベントを実施しました。
 採用に関しては一定数の新卒を中心に成功しているが、その定着に課題がありました。そのために、人材育成への注力と、キャリアパスの提示、評価制度の明確化などについて、情報提供とアドバイスを行いました。人材戦略の構築とマネジメント力向上、若手社員定着のためのマニュアル化の推進などを手掛け始めています。

【企業データ】

  • <資本金>8,000万円
  • <代表者>高見 裕一
  • <創業年>平成12年
  • <従業員数>100名
  • <東京本社所在地>東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-6 原宿MOA2F
  • <事業内容>児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービス
  • <URL>https://earth-kids.com
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